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基地局には移動通信制御局が必要

無線で携帯電話1

ある携帯電話機に電話がかかってきた場合、最寄りの基地局から電波が発信ますが、 携帯電話機を持った利用者は自由に移動するため、最寄りの基地局というのは常に変化します。 携帯電話のシステムでは、個々の携帯電話機がどこにいるのかを常に把握しています。 電源が入っている携帯電話機からは、常に、 携帯電話機の電話番号の情報を含んだ電波を最寄りの基地局に送っています。 それによって、その携帯電話機はどの基地局がカバーしているかがわかります。

位置情報データベース

世界の位置情報

この電波を受信した基地局は、その信号を移動通信制御局に送ります。 携帯電話網には、あらかじめすべての携帯電話番号と、 その番号の現在の位置を対応させた位置登録データベースがあります。 信号を受け取った移動通信制御局は、このデータベースに書き込みます。 携帯電話機が別の位置に移動するのにしたがって、 新しい位置がデータベースに書き込まれることで、 すべての携帯電話番号の現在の位置がわかります。 携帯電話の通話を可能にするのが、この移動通信制御局です。 移動通信制御局が位置情報データベースから割り出した、 呼び出し先の電話番号が今いる位置の基地局から信号を発し、 その電話機からの応答信号を受け取って回線をつないでいます。

携帯電話

なお、携帯電話は、移動しながら通話することができます。 ある基地局の範囲から出て、隣の基地局の範囲に移動しながらの通話でも、 基地局間での通信の受け渡しによって通話を続けることができます。 最初に受けていた基地局の受信する電波が弱くなり、 隣の基地局が受け取る電波が強くなると、 その電波が強くなったほうの基地局に通信が受け渡されます。 さらに移動し続けた場合も、通信の受け渡しが続きます。

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