力関係の違い

キャリアの主導権

携帯電話に関する企業は2種類に分けられます。 携帯電話通信キャリア (携帯電話事業者)と携帯電話機メーカーです。 日本のキャリアは、 NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクモバイルなどです。 メーカーとしては、パナソニック、NEC、シャープ、東芝などの電機メーカーが携帯電話機(端末)を手がけています。

海外の携帯電話機メーカーには、ノキア、モトローラ、シーメンス、サムスン、LG電子、ソニー・エリクソンなどがあります。 これら海外メーカーが世界の携帯電話機のシェアを独占しています。

携帯電話とモバイルネットワーク

さて、日本の携帯電話市場においては、 携帯電話通信キャリアと携帯電話機メーカーの関係が、 海外市場におけるキャリアとメーカーの関係と比べたときに際立った特徴を持っています。 つまり、日本では、キャリアのほうが携帯電話機の開発の主導権を握っており、 国内メーカーはキャリアの仕様要求に応じた携帯電話機を開発せざるを得ません。

海外の常識

携帯電話と通信

海外市場の場合では、携帯電話通信キャリアと携帯電話機メーカーの間に日本のような関係はありません。 むしろ、欧米にいたっては、 逆にメーカーのほうに主導権があり、キャリアの方が弱い立場におかれているほどです。 日本の市場は、携帯電話通信キャリアが、自社が有利になれる新しい技術とサービスを導入し、 携帯電話機メーカーは、それに対応した携帯電話機を開発して販売しています。

携帯電話03

それに対して、海外では携帯電話通信キャリアに主導権はなく、 逆に主導権を持った携帯電話機メーカー自ら、 自身の市場戦略を考えて、それに合わせて携帯電話機を開発し、 自社が有利であると判断したときに自由にそれを市場に投入しています。

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