デジタル回線の仕組み

仮想的な回線

ISDNでは、1本の加入者線を複数の「チャネル」に分けています。 チャネルとは、物理的には1本の回線を、論理的(仮想的)に複数の回線に分けて考えるものです。ISDNは、このチャネルの考え方を用います。 すなわち、1本の回線で複数の通信経路を形成しているわけです。そして、それぞれの通信経路ごとに異なる通信の情報(電話の音声とファクシミリの画像)を同時に伝送することができます。

デジタル回線のイメージ01

ISDNの場合

デジタル通信、ISDNのイメージ

ISDNのチャネルは、Bチャネル、Dチャネル、Hチャネルの3つに分かれています。これらを組み合せて1本のISDN回線としていることになります。

INSネットの「INS64」の場合、2つのBチャネルと1つのDチャネルを使用します。すなわち、電話回線(アナログ電話線用)を使って、1本の回線に3つ(Bチャネル、Bチャネル、Dチャネル)の通信経路があります。

デジタル回線のイメージ02

なお、伝送速度は、Bチャネルが64Kbps、Dチャネルが16Kbpsです。そして、Bチャネルはユーザー情報チャネルとして、電話音声、ファクシミリ画像または文字や静止画像等のコンピュータを扱います。

Dチャネルは制御チャネルとして、通信を制御するための各種制御信号のやり取りを受け持ちます。このDチャネルが2つのBチャネルを制御しています。

Bチャネルが2つあるというのは、それぞれのチャネルを別々の通信に使って、各々が別の通信を同時に行うためです。例えば、一方が電話音声、もう一方がファクシミリの画像をそれぞれ伝送できます。

1本の回線を複数に分けた結果、利用者が送信した情報と制御信号が混信することがありません。

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